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6話 屈服の瞬間と、絶対的な依存

Author: みみっく
last update Last Updated: 2025-10-20 19:27:37

「あぁーだから、お前に惹かれたのか……人が使ったものは嫌だからな」

 ユウマはシオリの言葉に満足げに頷いた。彼の歪んだ独占欲を満たす、純粋で穢れのない反応。それは、彼にとって何よりの喜びだった。

 ユウマがシオリの「初めて」の告白に満足し、彼女をさらに快感の渦へと引きずり込んでいく。シオリは、恥ずかしさと興奮で体をくねらせながら、甘い喘ぎ声をあげていた。

「んっ、んぅ……あっ、あぁっ……やあぁ……だめっ!」

 その声を聞くと、ユウマは意地の悪い笑みを浮かべ、胸と割れ目を触っていた手をスッと離した。シオリの胸から温かい手が離れると、途端に寒さと空虚感が押し寄せる。彼女の身体は、快感を求めてムズムズと震え、何かを失うのではないかという強い不安感と恐怖に襲われた。

「ダメか? そっか……止めるか?」

 ユウマの声が、シオリの心をさらに揺さぶる。このままユウマに見捨てられるかもしれないという恐怖に、シオリの瞳は潤んだ。彼女は、その耐え難い恐怖から逃れるために、快楽に溺れるという道を選んだ。

「……ご、ごめん……なさい……触って、続けてぇ……お願い」

 シオリは切なそうな声と表情でユウマを見つめ、懇願するように振り返った。そして、自らユウマの唇に吸い付いた。それは、彼女のプライドが完全に崩壊し、ユウマへの絶対的な服従を誓った瞬間だった。

 ユウマは、シオリの必死なキスを受け止めながら、どこか遠い場所を見つめるように呟いた。

「良いのか? 彼氏が見てオナニーを始めてるぞ?」

 シオリは、ユウマの慈愛に満ちた声に、くったりと身体の力が抜けるのを感じた。強張っていた肩の力がふっと緩み、彼女の白い肌にはうっすらと紅潮が広がっていく。ユウマの言葉に安堵し、救いを求めるように震えるその姿は、彼氏の存在すらも意識の彼方へと追いやっているかのようだった。

「う、うん……お願い……」

 か細く震える声が、誰にも届かぬようにかろうじて唇から零れ落ちる。それはもはや、恐怖に怯える悲鳴ではなかった。ユウマにだけ聞こえるよう、小さく、甘く、懇願するような声だった。

 ユウマは、そんな彼女の様子を満足げに見つめ、ゆっくりと屈みこんだ。シオリの足元に広がる、ひらひらとしたスカートの裾から、彼の視線が真っ直ぐに彼女の股間に注がれる。彼がわずかに身を乗り出した瞬間、甘い石鹸のような香りが、ふわりとシオリの鼻腔をくすぐった。それは、彼女の身体をさらに熱くさせる。

 ユウマの指先が、スカートの下でひそやかに揺れるシオリのショーツのゴムに触れる。その途端、彼女の身体がびくりと跳ねた。ショーツ越しに触れられただけなのに、全身に走る痺れに、彼女は思わず喉の奥から小さな悲鳴を漏らす。

「っ……ふぅ、ん……」

 吐息のような甘い喘ぎが、無防備に開かれた唇から漏れ出た。彼女は、潤んだ瞳でユウマを見つめる。まるで、水面がきらきらと光を反射するように、その瞳は快感に揺らめき、彼の行動を促していた。彼に求められることへの喜びと、これから起こるであろう快楽への期待が、彼女の表情を蕩けさせていく。

 彼女は、彼氏やクラスメイトの視線など、もはやどうでもよくなっていた。彼女の意識にあるのは、ただユウマだけ。初めて知ったこの快楽に身を任せたい、もっと深いところまで溺れてみたい、そんな切ない欲望が、彼女の身体を支配していた。

 ユウマの指が、布一枚隔てたシオリの秘所に触れる。薄い綿のショーツの上から、やわらかいふくらみをなぞるように滑らせると、そこからじんわりと熱が伝わってきた。指先で小さな豆を何度も何度も、小さく円を描くように撫でていくと、シオリの腰が甘ったるく震え始める。

「んんっ……ふ、ぁ……」

 呼吸するのも忘れたように、掠れた吐息が唇から零れる。

 ユウマは、彼女の熱を帯びた身体を感じ取りながら、ショーツのウエスト部分を少しずつ引き下げた。ショーツが下がるにつれて、蜜に濡れた割れ目が姿を現す。しっとりとした輝きを放つピンク色の粘膜が、薄暗い教室の光を反射して艶めかしく濡れていた。

 ユウマは、ショーツをずらしたまま、濡れた指先をその割れ目に押し当て、上から下へとゆっくりと滑らせる。すると、くちゅ、くちゅ……と水音が小さく響き、シオリの身体が再び大きく跳ねた。

 彼氏の視線は、憎しみと絶望に染まりながらも、ユウマとシオリから離れることができなかった。目の前で繰り広げられる信じられない光景に、彼の理性はとうに崩壊していた。彼は、ユウマへの激しい怒りと、愛しいはずのシオリが他の男に身を任せるという、残酷な現実に打ちのめされていた。しかし、そんな彼自身の身体は、理不尽なほどの興奮に支配され、股間が熱く疼き始めている。

 彼は、無意識のうちに震える指先でズボンのジッパーをさらに下ろした。むき出しになった息子を、まるで自分のものではないかのように、熱に浮かされた手で握りしめる。見たくない、見てはいけないと、彼の理性が警鐘を鳴らす一方で、彼の目はユウマに愛撫されるシオリの姿から片時も離れなかった。

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  • 悪魔降臨   2話 証拠の動画と、理性を麻痺させる欲望

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